小笠原 1日目
小笠原諸島父島に行ってきました。
小笠原までは、小笠原海運所属の船、小笠原丸で東京から25時間半かかります。船は1週間に1回しか出てません。そして、船が島への唯一の交通手段。(この秘境っぽさが旅先に選ばれた理由の1つ)
というわけなので、1日目とタイトルに書いたけれど、小笠原にはまだたどり着いてません。



午前10時、竹芝桟橋を出港。東京は海も空も灰色。
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船は、思ったより小さかったです。あちこち歩きまわってみました。まず外側。

甲板。風が強いです。結構寒いです。小笠原→南→暑い、というのが頭にあって、しっかりした長袖を持ってきていませんでした。これは、後々後悔することに。甲板は寒いし、船内のパブリックスペースは冷房が効きまくっていたのでした。
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小笠原諸島に各種物資を届けるため、後部にはコンテナも積んでます。
後で宿の人に聞いた話では、ドルフィンスイムなんかに使っている船も小笠原丸で運ばれてきたのだそうです。なんでも運ぶみたいです。
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次は内部。

私がお世話になった2等船室。青いのは毛布です。床に直に敷いただけ。寝ていると肩や腰が痛くなってきました。腕をちょっと伸ばすと隣の人とぶつかります。
所々に金たらいがおいてあります。幸いなことに、行きも帰りも出番はなかったのですが、これも後で聞いた話では、海が荒れると抱え込みっぱなしの人が出る、らしい…7月は海が一番安定している時期、とも聞きました。
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あちこち歩き回っていたら、いつの間にかお昼の時間。食堂に行って、塩ラーメンを頼みました。島の塩を使っているそうで、結構おいしかったです。
食堂で椅子を引こうとしたらびくともしませんでした。え?と思って下を見たら、椅子は床に鎖で固定されていました。やっぱり、揺れるんだ。食べている間は、電車より揺れてませんでした。
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お昼を食べ終わったころから、足元が揺れ始めました。東京湾を出て、外洋に入ったようです。海の色も群青色に変わっていました。
揺れといっても、気分が悪くなるほどではなく、眠気を誘う揺れ。一番上のAデッキにあるラウンジというところにいって、昼寝をしてました。
実は、乗船前に酔い止めも飲んでおらず、船を完全になめてました。

午後、八丈島付近を通過。甲板から見ると、遠くにぼうっと島影らしきものが。残念ながら、曇っていたのではっきりは見えませんでした。
その後、時間つぶしに、持ってきたスティーブン・キングのダーク・タワー読み始め…ヒロイン(?)が電車事故で両足の膝から下を切断した過去がわかり、事故の結果二重人格になったことが判明し、悪いほうの人格が表に出てデパートで万引きを始めたところで、限界でした。胸がむかむかして、本を閉じました。とりあえず、甲板に出ました。

船の甲板から見た日没。180度海原。
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日没を見たら少し気分が良くなったけれど、相変わらずむかむかすることには変わりはなく。売店に行って、酔い止めを手に入れ、大急ぎで飲みました。
夕食に和風ハンバーグ定食なるものを食べるけれど、むかつきのせいで、ものすごく不味く感じました。

夕食後は強制消灯の10時まで、寝て過ごしました。(小笠原丸の2等船室は午後10時強制消灯、午前6時には強制的に明かりがつきます)
寝ていたら、少し気分が良くなってきたのです、が。酔い止めは4時間ごとに飲むタイプでした。
つまり、寝ている間に効果が切れて、朝起きたときには……


*1日目で学んだこと
・夏といえども、長袖は必需品
・海が荒れてなくても、乗船前に酔い止めは飲んでおくべき。
・酔い止めはアネロン(これまた後で知ったのですが、アネロンという12時間効果が持続する酔い止めがありました)
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by alcyon_sea | 2008-07-16 21:51 | 雑文
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