カテゴリ:コミック( 3 )
鬼頭 莫宏 『ぼくらの』1~6 小学館
ものすごく大雑把に言えば、中学生がロボット(?)に乗って地球を侵略する敵と戦う話。ただ、設定が作者はよくこんなの考え付いたな、というくらいはてしなく理不尽。しかも読んでいくうちにさらに理不尽な事実が明かされていきます。

ネタバレ
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by alcyon_sea | 2007-09-24 23:21 | コミック
惣領冬実 『チェーザレ』3 講談社
舞台は相変わらずピサです。巻末の解説もついていて、充実しています。

読んでいて、あれ?と思ったわけ。3巻、女性が徹頭徹尾1人も出てきてませんでした。1巻は下宿のおばちゃん、2巻は街に出ていたので通行人の女性くらいはいたはず。3巻はそれすらいなかったです。出てくるのは学生と聖職者ばかり。帯にルクレツィアと思しき、金髪の女性がいたのですけれど、登場は次巻以降みたいです。

というわけで、男だけの世界でミゲルとチェーザレが色気を振りまいてました。特にチェーザレ。フランス人のアンリ相手に闘牛の真似事をしていました。文化論も説きつつ、相手をこてんぱにして、やたらにかっこいいです。これではアンジェロが惹かれるのも無理はない。

チェーザレとマキァヴェッリとの出会いや、チェーザレを狙う刺客が紛れ込んでるらしいとか、色々あるのですが、記憶に残ったのは、ミゲルの「俺に命令できるのはただ一人、チェーザレ・ボルジアだけだ」、という言葉でした。ミゲル×チェーザレか、チェーザレ×ミゲルか、なんにせよ主従モノは萌えますな。…ミゲルは戦場での傷が元で不能になったとかいう話をどっかで読んだことがあるのですが、まだ不能になっていないみたいね…。

3巻の最後では、チェーザレの腹黒な面がもろに出てきて、先行き不穏な感じです。純真なアンジェロは幻滅するのだろうか、怒りを覚えるのだろうか、それとも悲しむのか。
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by alcyon_sea | 2007-05-12 21:48 | コミック
森薫 『エマ』8 エンターブレイン
DVD付特装版をゲット。特装版の表紙、作者の趣味がいい感じに炸裂してます…。漫画はヴィクトリア朝時代の街や人が相変わらず丁寧に描かれていて、目の保養でした。

「夢の水晶宮」
ケリーさんの若かりしころのお話。ケリーさんがこんなに美人だったとは。博覧会の新聞記事に見入る横顔に、萌えました。夫のダグもかっこいいです。

若くて、貧しくて、でも幸せな夫婦が、ちょっとがんばって万国博覧会に行く。それだけの話といば、それだけなのですけれど、最後の指貫とクリスタル・パレスに泣きました。

「ブライトンの海」
エレノアが幸せになりそうな感じでよかったです。夏の避暑地が舞台なので、当時の海水浴の様子が興味深かったです。服を着て泳いでいたんですね。いや、泳ぐというより、海につかるといったほうが正確なのでしょうか。

それから、エレノアにもう一人姉がいることが判明。三姉妹とも美人です。…一番普通なのはエレノアかな?ソフィアお姉さまは5回婚約して結婚したのは6回目だそうで。

「The Times」
新聞が小道具としてうまく使われているなぁと思いました。せりふ無しでも、雰囲気が伝わってきて、なんだか映画を見ているようでした。子爵の愛人のその後が出てきました。パトロンを見つけて結構上手くやっているようです。その愛人はヌードなのですが、変にいやらしくなくて、大人の雰囲気が漂っていました。

「家族と」
ターシャ故郷に帰る。
本編のお邸とメイドとは違った、田舎の庶民の生活が出てきて、楽しかったです。にぎやかな家族で、なるほど、ターシャの性格はここで培われたのかと、納得。


ところで、今、ちょうどギャオでエマのアニメを流しています。つい、見てしまったのですが、オリジナル展開が結構あって、これはこれで面白かったです。なにより、当時の生活がすごく丁寧に考証されているのがすばらしいです。

第二弾も放送されるとかで、オフィシャルサイトができてました。私の住んでいるところでは見られるみたいです。どうしよう。
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by alcyon_sea | 2007-03-25 23:52 | コミック