本番はいつ?
私の記憶によれば選挙の公示はまだのはず。なのに、住んでいる地域では5月中から、宣伝カーが出て、立候補予定の○○です!と叫んでいました。もちろん、選挙期間中ほど頻繁ではありませんけれど。駅前では、のぼりを立てて、立候補予定の○○氏が演説をぶっていました。ポストにはチラシが入ってました。気が早いにもほどがあるような。これって全国的に普通なの?

で、最初は野党の○○氏のみだったのですが、やはり他の人たちも不安になるのでしょう。6月になってからは与党の××氏が宣伝カーを走らせ始めました。ポストにチラシも入ってました。誰かがフライングを始めると、みんなでフライングを始める様がまるで就職協定のようですね。ちなみに、××氏は、もったいないがどーのこーのと言ってましたが、選挙期間外に宣伝カーを走らせて排気ガスを排出するのはもったいなくないのだろうか。私には難しくてよくわかりません。

んで、今週末。××氏は出遅れを取り戻すためかどうか、イメージソングを製作したようです。午前中惰眠をむさぼっていたら、家電量販店のCMソングを彷彿とさせる歌で目が覚めました。幻聴かと思ったら、家族も聞いていたので、残念ながら幻聴ではありませんでした。寝ぼけていたために、今ひとつ把握し切れていないのですが、候補者名をさびにのせてひたすら連呼する歌のようです。

それで、肝心の選挙はいつあるのでしょう。6月末で歌が出てきたなら、本番は踊りくらいはあるかもしれませんね……ぎかいせいみんしゅしゅぎってなに?
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# by alcyon_sea | 2007-06-24 22:16 | 雑文
「同窓会」
「同窓会」というテレビドラマを見ました。全10話。これが民放で90年代前半に日付が変わる前に放送されていたのですね。…………(絶句)
なにがすごいって、毎回男性のシャワーシーンはあるのに、女性の裸は1回も出てきませんでした。いたしているシーンでも男女の場合は着衣。男同士の場合は素っ裸。事後のシーンでも女性は腕と首から上を出しているだけなのに、男性は上半身をさらしていました。
ちなみに、男同士のやたらにロマンチックなシーン多数あり。赤々と火の燃えている暖炉の前で素っ裸の男二人が立ったまま抱き合うシーンとか。これは暖炉の前で横たわって語り合う事後シーンつきでした。それから、森の中でうふふあはは~な追いかけっことか。夕日の海で見つめあったりとか。

主役は3人。
七月(なつき)
母親に殺されかけた過去もち。母親は心を病んで入院中で意思の疎通は図れない状態。康介と付き合っていた。本人もやや不安定。

風馬
康介を高校時代からずっと好きだった。今でも康介の写真を持ち歩いている。七月にプロポーズする。

康介
風馬の友人。当然風馬の気持ちには気がついていない。

関係者一同

高校生。彼女がいる。でも新宿2丁目デビューもしている。

唯子
嵐の姉。七月とわかれた康介と付き合い始める。


嵐の2丁目友達。

七月と風馬と康介は高校の同窓生。唯子は後輩にあたります。なので、高校の恩師やら他の同窓生やらいろいろ出てくるのですが、とりあえず割愛。このメンバーで複雑すぎる人間関係が展開されてました。

忘備録
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# by alcyon_sea | 2007-06-17 15:20 | 映画・雑誌・etc.
「小さな中国のお針子」
青春の思い出は甘く同時にほろ苦い。柄にもなくそんなことを思いました。中国が文化大革命まっさかりの時期。都市でおそらく裕福な両親の元で暮らしていた青年二人が、再教育のために農村に送られます。主人公の青年はいきなりバイオリンを燃やされそうになったり、村人はそれまで時計を見たことがなかったりと、これまでとは全く異なる環境に放り込まれます。

異文化圏に放り込まれて、重い桶を担がされて転んだり、なれない炭鉱内の労働にへばったりときついけれども、それでも楽しみを見出すのが若さの証なのでしょうか。その村では、ミシンをもっている仕立て屋が敬われていて、その仕立て屋にはきれいな孫娘がいて、その孫娘に二人はそろって恋をし…と青春まっさかりです。若いっていいですね。

三角関係になっても、どろどろしないし、景色は美しい。なのに世界が変わっていくのは、お針子がバルザックの小説を読み始めたからです。彼女は妊娠し、堕胎し、村を去っていきます。女性の美しさは最高の価値があると知ったと言い残して。

映画の最後でかつての青年二人は、一人はバイオリンニストになり、一人は歯科医師になります。豊かな生活を手に入れた二人は再会し、お針子のことを回想するのですが、彼女の行方はわかりません。そして、彼ら3人がいた村は三峡ダムの建設によって水底に沈みます。

ところで、バルザックの小説は、女性の美しさをたたえていたけれど、富なり権力なりを手に入れた者が幻滅してむなしく社交界をさまようさまも書いていたのではなかったか、と思いました。『ゴリオ爺さん』の主人公を庇護したマダムも、有力な愛人が結婚することになって、やむなくパリを離れ、田舎へ去ったのだったよなぁ。実際のところ、お針子が美しさを元手に「なにか」を手に入れたのかどうかはわかりませんが…。行方の知れぬお針子と水底に沈む村に発展著しい中国の未来が重なって見えました。
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# by alcyon_sea | 2007-06-10 18:06 | 映画・雑誌・etc.
小川洋子 『博士の愛した数式』 新潮社
文章が読みやすそうだったので、電車の中で読んでいました。確かにさらさら読めたのですが、無性に泣けてきて、どうやら電車の中で読むには不適な本だったみたいです。あやうく夜の車内で文庫本を前に泣いてるいわくありげな人になるところだった…。理屈がどうの、ではなく言葉が心にダイレクトに響く感じでした。文章がよいのだろうなぁ。

内容は記憶が80分しかもたない博士と、物語の語り手である家政婦の「私」、「私」の息子の交流の話。日常が淡々と綴られています。同時に過去の話が出てきます。「私」の過去、博士の家の隣に住む博士の義姉と博士の過去。どれも過去に膨大な量の感情が渦巻いたのだと思うけれど、これも淡々と語られていました。でも、あっさりしているから、余計にくるものがありました。すべての感情が詳細に書かれていないがゆえに、かえって読み手があれこれ想像するからかも。

あとこの話は、小道具の使い方がすばらしいと思いました。江夏のカードや野球のグローブ、他にもいろいろありましたが、モノと人の感情や記憶がきれいに絡み合っているので、そのモノが再登場したとき、読んでいてぱっと以前の場面が蘇ってきました。

それから数学。博士は数学博士なので、もう一人の主役といってもいいくらいに、数学の話がたくさん出てきます。素数、友愛数エトセトラ。数学がとにかく嫌いだった私には、こういう見方があるのかと少し感動的でした。ああ、なるほどと思ったのは、「私」の不安でせわしない生活の中では、永遠に正しい真実の存在が必要である、目に見えない世界が目に見える世界を支えているとい実感が必要であるとの述懐。人の心の安心や充足のためには、目に見える世界のみではなく、見えない世界までも知覚する必要があるのだと私も思います。確かに数学は目に見えない世界を知覚するためのひとつの方法ですね。そう考えると、数学も少しは好きになれそうな。

……でも、オイラーの公式あたりで頭が凍結しました。やっぱりだめかもしれない……。
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# by alcyon_sea | 2007-06-03 22:39 | 小説
昔の少女漫画風コスメ
数年前からスーパーやドラッグストアで見かけて気になっていたヒロインメイク
イラストもそれについてるせりふも強烈なインパクトあり。


マスカラ
「まつ毛は常に上を向いていなければ。」
天まで届け!マスカラ
アイライナー
「涙は美しく流すものです。」
涙が似合うアイライナー
なんだか、おっしゃるとおりでございますと思わずへりくだってしまいそうな妙な勢いが…

最近、別のメーカーから似たような70年代(?)少女漫画風パッケージのコスメが出ているのに気づきました。その名も美肌一族。こちらのほうは公式サイトに小説まで載っているのですね。すごいなぁ。(強烈な勢いに気おされて小説は未読…)

そういえば、先日ドラッグストアでマリーアントワネットマスカラも見かけました。ベルバラのアントワネットのイラストが入ってました。

ファッションは10年前・20年前のものだと古臭く感じられるけれど、30年くらい昔のものになると、逆に新しさを感じ始める、というようなことを読んだ記憶があります。昔の少女漫画風コスメがいくつか出てきたのもその法則なのかしら?確かにこういう傾向のイラスト(とせりふ)は普段回りにないので新鮮な感じがする、かなぁ。

このように気にはなってはいるのですが、実はまだ使ったことがありません。実力のほどは如何?
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# by alcyon_sea | 2007-05-25 20:28 | 雑文