森薫 『エマ』8 エンターブレイン
DVD付特装版をゲット。特装版の表紙、作者の趣味がいい感じに炸裂してます…。漫画はヴィクトリア朝時代の街や人が相変わらず丁寧に描かれていて、目の保養でした。

「夢の水晶宮」
ケリーさんの若かりしころのお話。ケリーさんがこんなに美人だったとは。博覧会の新聞記事に見入る横顔に、萌えました。夫のダグもかっこいいです。

若くて、貧しくて、でも幸せな夫婦が、ちょっとがんばって万国博覧会に行く。それだけの話といば、それだけなのですけれど、最後の指貫とクリスタル・パレスに泣きました。

「ブライトンの海」
エレノアが幸せになりそうな感じでよかったです。夏の避暑地が舞台なので、当時の海水浴の様子が興味深かったです。服を着て泳いでいたんですね。いや、泳ぐというより、海につかるといったほうが正確なのでしょうか。

それから、エレノアにもう一人姉がいることが判明。三姉妹とも美人です。…一番普通なのはエレノアかな?ソフィアお姉さまは5回婚約して結婚したのは6回目だそうで。

「The Times」
新聞が小道具としてうまく使われているなぁと思いました。せりふ無しでも、雰囲気が伝わってきて、なんだか映画を見ているようでした。子爵の愛人のその後が出てきました。パトロンを見つけて結構上手くやっているようです。その愛人はヌードなのですが、変にいやらしくなくて、大人の雰囲気が漂っていました。

「家族と」
ターシャ故郷に帰る。
本編のお邸とメイドとは違った、田舎の庶民の生活が出てきて、楽しかったです。にぎやかな家族で、なるほど、ターシャの性格はここで培われたのかと、納得。


ところで、今、ちょうどギャオでエマのアニメを流しています。つい、見てしまったのですが、オリジナル展開が結構あって、これはこれで面白かったです。なにより、当時の生活がすごく丁寧に考証されているのがすばらしいです。

第二弾も放送されるとかで、オフィシャルサイトができてました。私の住んでいるところでは見られるみたいです。どうしよう。
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by alcyon_sea | 2007-03-25 23:52 | コミック
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